2009年8月26日水曜日

七夕





今日は、旧暦の7月7日、七夕の日。


普段は天の川で隔たれた彦星と織姫が、

年に一度だけ許された逢瀬の夜です。


水を溜めた盆に、牽牛星と織女星の2つの星を映し、

願いをこめるとその願いがかなうとか‥


今晩、晴れると良いですね☆

2009年8月23日日曜日

処暑

本日8月23日は、旧暦の二十四節気の”処暑”にあたります。

”暑さが止む”の意から処暑といい、

涼風が吹きわたる初秋の頃で、

綿の花が開き、穀物が実り始め、収穫の頃も目前となる。

昔から、この頃は台風襲来の時期とされており、

暴風雨に見舞われることが少なくないようです。



昔の人々は、こんな暦の知恵を参考にして、

作物の収穫に役立てていたのですね。

2009年8月21日金曜日

すいか初収穫!

いつ食べられることかと、

首を長くして待っていた我が庭のすいか。

くっきりと鮮やかな緑と黒の縞模様、

叩いてみたらぶるんぶるんとずっしり詰まった感触。


今こそ食べごろ?!

と思い切って包丁をいれてみたところ‥




なんと、中身は綺麗なピンクと白のマーブルでした。(笑)

こんなすいかは初めてです。


お皿に盛り付けいただいたところ、

真っ赤なすいかに負けないほどの甘さとエネルギー!


自然のパワーを堪能させていただきました。



2009年8月18日火曜日

大仏殿ご開帳

残暑厳しい毎日が続きますが‥
皆様、いかがお過ごしですか?

私はといえば、このお盆に
遷都1300年祭を来年に控えた奈良の都の
大仏法要に行ってまいりました☆


普段は閉じられている大仏殿ですが、
お正月とお盆の間だけ、正面の扉がご開帳され、
運慶・快慶作で有名な仁王像のいる南大門から、
その慈悲深いお顔をご拝聴することができるのです。

そしてその期間は、一般無料開放されます。


まるで未来都市のように整然と見える大仏殿。
人々の祈りや供養の想いがこめられた灯篭が並びます。
一歩足を踏み入れると、 軽やかな空気が異次元のようです。

大仏殿の真ん中、 ご開帳された扉から大仏様のお顔が覗きます。




ご先祖様をお送りする日でもあり、終戦記念日でもある8月15日、 大仏殿の中では厳かに一日を通して法要が執り行われています。

約1300年の間、中断されることなく行われてきた儀式‥
その深い歴史とご先祖を大切にする日本人の魂、そして祈りに込められた様々の方の想いに、深い感銘を受けました。

香炉いっぱいに焚かれたお香の煙ごしに見える大仏さまの眼差しは、なんだかとってもやさしく、私たちを見守ってくださっているかのようでした♪





はるか太古の奈良時代へと、ほんのひとときのタイムスリップでした。

さすがシルクロードの終着駅、
悠久の時間が今なお続いています。

















2009年8月12日水曜日

らん布袋  ~レトロ&モダンなお茶体験~

こんにちは、暑い毎日が続きますが、
皆様いかがお過ごしですか?

さて、今回も、前回に引きつづき取材リポート第2弾☆


京の台所、錦市場で京野菜を満喫したあとは、
祇園祭りでごったがえす人ごみの中、三条商店街へ。

この三条商店街は、昔ながらの商店から今どきのカフェまで、
さまざまなお店が並ぶ活気溢れる商店街です。

目指すは「らん布袋」。
ここは、カナダ出身の茶道裏千家の准教授ランディーチャネル宗榮がプロデュースする京都の和cafe(カフェ)ギャラリーイベントスペース。武道を学びに来日、その後文武両道の精神から、茶道の道に入られたそうです。現在の日本人より日本の精神を養われているのかも知れませんね☆

”大正ロマン meets アールデコ”という店の売りの通り、町屋を復元した店内には、アールデコの照明やインテリアなどが並びます。これがとっても良い感じなのです☆そして一番奥には座敷があり、よくお手入れされた緑のまぶしいお庭を眺めながら一服することができます。

お店に到着し、雑穀スムージーを注文。ほどよい甘さと氷の冷たさがのどの渇きをうるおします。



豪華なシャンデリア、重厚なたたずまいの町屋に、とっても良く合います。








階段奥、暗闇のなかにステンドグラスがとても映えます。






店内には、布袋さんが並びます。なんと!ランディさんのコレクション1万点以上、その数ギネスブックなみ!
お気に入りの布袋さんをみつけてみてはいかがですか?



そして、見どころは、なんといっても2階のお茶室。
立礼式にしつらわれた茶室で、なんと特別にランディーさんに点てていただいたお茶を一服させていただきました☆
久々のお席で、「それはダメ」などと厳しい言葉をいただきながらも頂いた薄茶は、とってもクリーミーで甘く、まさにランディーさんのおっしゃる通り「愛情のこもった」お味がしました。お作法や所作も大切ですけれども、これが一番重要なのでしょうね!ランディさんの、大和魂に感服。




らん布袋では、着物を着てこられた方には特別割引の特典がついているそうです。
皆様、お気に入りのお着物をお召しになって、レトロ&モダンな空間で是非おくつろぎください☆

2009年8月9日日曜日

京野菜 かね松

こんにちは☆
記念すべき第一回目は、”和的生活9月号”の取材の様子から‥


この日は、浴衣を着ての取材ともあり、モチベーションもかなりあがります。
そして、なんとっっっ!
私のだいっすきなお野菜たち、それも”京野菜”の取材ではないですか!
テンション全開ですっっっ

まず、市内のレンタル着物屋さんにて着付けをしていただき‥
祇園祭りの人ごみの中、向かうは錦通り、「京野菜かね松」さんです。

かね松さんは明治15年創業の京野菜の老舗、京都のみならず、全国からの選りすぐりのお野菜を販売されています。そしてその2階には、実際扱われているお野菜が料理でいただけるお料理屋「やお屋の二かい」があります。



まずは、色とりどりのお野菜を見ながら2階へ直行!!
落ち着いた客席では。吹き抜けになった店内を眺めながら
ご飯をいただくこともできるようです。










気になるこの日のお献立は‥

揚げ物 有機茄子香り揚げ
炊き物 冷し冬瓜胡麻味噌かけ
小鉢 夏野菜の炒め物
和えもの 玉葱と胡瓜の特製梅ドレ和え
汁物 やお屋の麦味噌汁
ご飯 とうもろこしご飯
香物 やお屋のお漬物

どのお品も、野菜のもつ繊細な甘さと香りとが、おだしのうま味と絡み合いお互いひきたて合う絶品の品々でした!さすが八百屋さんだけあって、自然薯のお漬け物や生のとうもろこしを混ぜたご飯など、(これが本当にあまーいのです!!)ちょっと他では味わえないものもありました。


そして、今度は1階、八百屋探検です♪

ガラス張りの広い店内には、色とりどりの鮮やかなお野菜たちが並びます。本当にきれい!!!

京都のみならず、全国からのこだわりの逸品たち、中には名前も聞いたことがないものも‥社長の上田さんのお話をお伺いしていると、計り知れない味わいの奥の深さと農家の方のこだわりと努力を実感。



にこ にこ なかむつまじく
鹿ケ谷南京と、干し柿。
その向こうには、京野菜のお野菜の名前が書かれたお札が並んでいます。
丹波松茸とか‥・
一度で良いから食べてみたいっっ!!











流水に泳ぐ新線なわさびが並んでいるのも、
周辺にお店が多い錦市場というお土地柄なのでしょうか?












鮮やか!!
食べるのがもったいなくて、飾っておきたい南瓜ですよね








そして‥取材中にも、重い荷物にもかかわらず、(山下さん、ホントウにごめなさいでした‥)我慢しきれずお買い上げしてしまったものは‥

にしんの有機肥料のみでつくった有機茄子
生食用とうもろこし
美人3姉妹のつくった枝豆

いわずもがな、噛みしめると口の中に太陽と大地の味が広がり、どれもとても美味しかったです!!!





皆様も、京都にお越しの際には、ぜひぜひ奥のふかーい京野菜を満喫してみてくださいね☆
この看板が目印です!


2009年8月7日金曜日

初ブログ☆




はじめまして♪


これから、和的生活ブログを担当させていただきます
井原季子と申します。

和的生活編集部見習として、
取材を通して学んだこと、感じたこと、実感したこと、
生活の中の四季折々の日本の味わいを、
京都よりレポートさせていただきます!

ひとくちに伝統文化といっても、本当に奥のふかい世界。
まだまだ修業中、皆様と一緒にいろいろ勉強してまいりたい所存です。

どうぞよろしくお願い申しあげます!!