2009年10月31日土曜日



糸のことは、本当に奥が深くてね、

いまだにいろいろ教えてもらってるんよ、

いつまでたっても勉強中、

ほんまにまだまだなんよ。



今年で83歳、およそ70年の間、奈良晒しを織りつづけたおばあちゃんの言葉です。嫌になって、織機を全部燃やされた時期もあったとか。

すべて手作業で紡がれた絹のような繊細な麻糸に、
時間の経過と積み重ねの織りなす貴重な重みを実感しました。

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