2010年1月23日土曜日

1・20 大寒

数日前の話題ではありますが‥
1月20日は二十四節気の大寒であり、寒さが最も厳しくなるころ。
『暦便覧』では、「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明している。
1/5の小寒から始まり2/4の立春で終わる寒の真ん中で、一年で最も寒い時期である。
というのに、まるで春をかんじるような陽気と晴天の一日でした。
あまりの空の青さにおもわずパチリ。
天道虫くんも、春がきたのかと勘違いしてあわててでてきちゃったのかな。


これからまた厳しい冷え込みに戻るようです。
皆様、お身体あたたかくして風邪などひかないようにご自愛くださいませ!

2010年1月11日月曜日

1・11 鏡開き


今日は鏡開き、歳神様へのお供えである鏡餅をおろしてきて皆でいただく、というこの習慣は良く知られていますが、その本当の意味は、歳神様を毎年お正月の間にお迎えするための拠代として鏡餅をお供えし、その歳神様の御霊の宿ったお餅を食べることで、神様の御利益(ごりやく)を授かるための儀式だったようです。昨年中の無事を神様に感謝しながら、神様に供えた鏡餅をお下がりとしていただくことで、神様から力を授けられるといわれ、もともとは武家の間で行なわれていた習慣だったようです。

これは同時に、歳神様を毎年お正月にお迎えすることで、神様の御魂をいただいているということを表しているそうです。ですから、数え年の数え方は、魂をいただいた数で数え、この世に誕生したときに1つ、それからはお正月に魂を1つずついただく、つまりお正月に1つずつ年をとるのです。
新しい年の到来を祝福しながら、神様に感謝と祈りを捧げ、新しい御魂をいただく。新年を迎えるとは、本当に素敵な儀式なのですね☆

遠方から遊びに来た友人から、とっておきのワインをいただきました。「愛情かけて育てたぶどうの持ち味を、そのままワインに残したい」という熱い思いから、手間暇かけて作った有機栽培のぶどう本来の味わいを味わって欲しいと、ぶどうの澱も取り除いていないこだわりのシャサーニュさんのボジョレーヌーボー。とても濃い味わいで、舌の上で酸味がはじけた後は、渋みをベースに甘いフルーティな味が広がります。新年にボジョレーのフレッシュ感はとてもよく合います。昨年秋からのとっておきの味わいを、歳神様の御霊とともに鏡開き。お互い近い誕生日を祝いながら、楽しいひと時を過ごすことが出来ました♪

2010年1月2日土曜日

blue moon


2010年は、美しく輝く満月とともに迎えました。透みわたる夜空に煌々と輝く月、ご覧になられた方も多いのではないかと存じます。実は今回の満月は、「ブルームーン(blue moon)」といわれ、同じ月に満月が2回ある場合、2回目の満月のことをさすようです。

現在の暦年は太陽を基準とした周期、つまり地球が太陽を1周するのにかかる時間を1年としているため、月の満ち欠けの周期で太陽暦の1年を区切ることはできません。したがって、暦上の1年間と月の周期とのずれにより、1年の間に“余分”な満月が現れ、およそ3年ごとに満月が13回ある年があるようです。ブルームーンは、その13回目の月といえるのでしょうか?!
(昔の欧米の農事暦では1年を3カ月ごとに4つの季節に分けた上で、1つの季節に4回満月が現れる場合に、3回目の満月を“ブルームーン”と呼んでいたようですが)

前回新年にこのブルームーンが現れたのは1990年のことで実に20年ぶり、次は2028年となるようです。

そしてこの満月では、半年ぶりの部分月食が起こっていたそうです。なにやらいろんな現象が、新年の満月にまとめて起こった様子、今年はいろんなことが起こる予兆なのでしょうか?!
世界中で、素敵なことがいっぱい始まりますように☆
前日の大晦日には、東の空に白銀に輝く不思議な大きな球体を発見。太陽のような、お月様‥‥なんとも不思議な光景でした。

2010年1月1日金曜日

謹賀新年


2010年寅年、あけましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になりました。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます!!
この場をお借りして、皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます‥‥


写真は、阿波一の宮大麻比古神社の元旦と、鳴門海峡からの美しい眺め