2010年11月12日金曜日

地球を吹く そして ムーミンハウス

名古屋5/R Hall & Galleryにて開催されたトランペッター近藤等則さんのライブ。
「地球を吹く」をテーマに、ヒマラヤやマチュピチュ等の世界各地の聖地で演奏されてきた近藤さん、現在は「日本の四季を吹く」をテーマに熊野や阿蘇、沖縄で演奏されているそうです。日本の自然の中で演奏されるとき、気配がとても優しいので思い切り強く演奏できないのだとか。
金管楽器が主であるヨーロッパと、竹の楽器が主である日本との違いはここにあるのでしょうか?

結婚式に呼んで頂いた庄治くんといつかちゃんとの再会でき、熊野で修験道と法螺の修業をされているもっちさんのお住まいにもお邪魔してきました。

もっちさん、名古屋で開催されたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/のオープニングにて、日本の古来からの生物から作られた楽器、法螺貝を吹かれたそうです。厄を祓い大地とつながるという法螺貝、竹から作られた笙となんとなく馴染みを感じます。

愛・地球博の会場をみおろす高台を上ると、なんと!!
そこには大きなムーミンが待っているではないですか!!

なんとここはムーミンハウス、家中にいるムーミンは数知れず。

不思議で可愛いひと時を過ごさせて頂きました。

立冬過ぎ‥

暦のうえではもう冬の始まり。
一番乗りの木枯らしも収まり、
太陽の暖かさの身に染み入る今日この頃。
丹波の黒豆はじめ丹波栗、
今年も味覚の秋を充分に楽しみました‥

先日お邪魔したならやま農園さんの畑の脇に、
こんなかわいいむくご発見。



その場で採って食べたら
シャキシャキとなんと新鮮でみずみずしいこと!!


おみやげに頂いた完全有機・無農薬の紫いもの美しさったら。



見事な文様・色彩、自然の美しさにかなうものはありませんね‥
当然とろけるように甘くって、見て食べて2度楽しめます。


そういえば、少し以前になりますが、
イタリア料理ラ・クロチェッタの若手シェフ西岡さんに、
シーズン一番最後というほおずきをいただきました。
ぷちっと口の中で弾けた後に広がるやさしいあまみと酸味。



その名も道安宝珠喜(どうあんほおずき)、
韓国から伝来した当時のままに残され放置されていた品種を、
天理市山田町の出垣さんが見つけ出し、栽培をはじめたそうです。
その繊細な姿に、眺めているととても優しい気持ちになります。

まだまだおいしい季節は続きます。