2010年12月21日火曜日

文友会50周年祝賀会 そして 表展

先日、文友会50周年の祝賀会にお邪魔してきました。
場所は京都ホテルオークラ、 光栄にも創立50周年という素晴らしいお席での演奏。皆様の真剣なまなざしに、身が引き締まるおもいでした。

文友会さんは、京都の社寺文化財の造営・修繕や保全に従事されたり 各種物品を調達されたりする方が会員となり、伝統文化財保護の一翼をになっておられます。
http://bunyukai.jp/


会では文化財に携わる色々な方々の興味深いお話をお伺いすることが出来、本当に充実した時間を過ごすことが出来ました。来年2月には、文化財ドックを開催され、鉋(かんな)の使い方やこよりの作り方のWSも開催されるようです。今から楽しみです!


今回お声頂いた宇佐美松鶴堂の宇佐美様と、同級生である司会の和田様。とっても素敵な方々です。宇佐美松鶴堂さんは江戸時代天明年間に創立され、以来表装や文化財の修理等、広くご活躍されていらっしゃいます。


そしてその後、お伺いさせていただいたのは‥


協同組合京都表装協会が主催する表展@京都文化博物館。なんとこちらは今年で95回目なのだとか!それぞれの御出展者がコレクションされている作品を90点ちかくの掛け軸や額などで展示されていました。 竹内栖鳳、堂本印象、前田青邨、橋本関雪等の作品と表装が一挙に拝見できる貴重な会です。

無駄なものが削ぎ落とされたシンプルな直線と、日本画のやさしい曲線とが織り成す絶妙なバランスに、 京都の伝統文化の奥深さを垣間見る事ができました。

なんとも京都の伝統文化にたっぷり浸る時間を過ごすことが出来ました。

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